錬金術「インブリード」

ここではインブリードというのを紹介します。
インブリードは配合におけるテクニックの一つで、
簡単に言ってしまえば近親交配のことで、人間的には近親相姦といいます。
人間界ではタブーですが、
こういった世界(競馬やダービーマウちゅうの世界)では
ごくありふれた生産の常識だったりします。
インブリードの理論は、優秀なチュウの血をある程度濃く持つことは、
その分だけ優秀なチュウの素質を強く、多く受け継ぐことになる、という考え方です。
事実その理論が間違っていないことは、世界的に証明済みです。

知っている人は知っていると思いますが、近年の英競走馬にラムタラという馬がいます。
ラムタラの祖父と祖々夫は共に、ノーザンダンサーという競走馬で、
かなり濃いインブリードになっています。
ラムタラは4戦4勝で英三冠を達成という偉業を成し遂げています。

「ダービーマウちゅう」の世界ではインブリードが発生した場合、
その発生した血によってさまざまな効果が発生します。
インブリード無しに強いチュウが生まれることはあまりありません。

しかしそんなインブリードにも弊害が起こる場合もあります。
インブリードの効果は必ずしも一定ではないし、
極端にある能力が欠如してしまう場合もある、ということです。
特にダービーマウチュウではその傾向が顕著に表れます。

だから現実的に考えればインブリードの濃さには限界があると考えていいでしょう。